チャット恋愛注意報!!(新)
──それから2分ほど進んだあと、角を曲がったところで ようやく公園が見えてきた。
「あ、フジヤマだ」
公園の出入口を見て、ユージが呟く。
その言葉の通り、そこにはフジヤマが居て、私たちに向けて大きく大きく手を振っている。
「……いや、手ぇ振りすぎだし」
「うん、振りすぎっ。 もー、恥ずかしいなー」
「なんていうか……あの人は、ほんっとチャットと変わらないね」
呆れた顔で言いながらも、ユージはフジヤマに手を振り返していた。
もちろん、フジヤマよりはもっともっと小さく、だけどね。
「お前ら遅いぞー。 そのまま二人でどっか行ったのかと思ったじゃん」
「あ、その手があったか。 サクラ、今から俺と二人でカラオケ行く?」
「行かせねぇしっ。 ……ったく、近頃のガキは団体行動もマトモに出来んのかね?」
「ごめんごめん。 ところで、YUKIは?」
「そこのコンビニで飲み物買ってくるってさー」
と、フジヤマが指差した先に、コンビニがある。
そして、そこからちょうどYUKIが出てくるのが見えた。