秘密の図書室 ~私と彼の特等席~





「つかまえた…っ」



「へ…っ」


突然、中野くんの声がしたかと思うと、腕を引っ張られた。



「…っどうして逃げるの?」


「だ、だって…っ」



「俺、ずっと待ってたんだよ?」


ドキン…。


「ご、ごめんなさい…」





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