秘密の図書室 ~私と彼の特等席~





宮葉さんの表情は見えなかったけど、きっと満足そうに笑っていたに違いない。



クラスは今頃ざわつき始めた。


その頃、私は今の状況が理解した。



お弁当は落とされていて、食べれるようなもんじゃなかった。



私はとりあえず、誰かに踏まれる前に急いで拾った。



その場にいるのが恥ずかしくて、拾ったあとお弁当を抱えて図書室に向かった。




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