反抗期の私とお母さんの話。
机の上にはベーコンエッグ、サラダ、フルーツなどが置かれている
(こんなまずそうな物食えるわけないだろ…)
「早く食べないと学校遅刻するわよー」
お母さんが洗い物しながら言う。
「はーい!美味しそう!いただきまーす!」
私は口にサラダを押し込んだ。なるべく味わないように2口、3口しか噛まず飲み込んだ。
(まっず...。)
私はお母さん前では優等生ぶっていた。
小さい頃にお父さんと離婚して、シングルマザーとなったお母さんは私を厳しく教育してきた。
1人でも立派に生きていけるようにって……。
笑えるよね。