新選組のヴァンパイア
こいつが気に入らないから。

「だって本当だろう?沖田は確かに強い。でも、それはこの組織の中での話だ。この国には、いろんな武器を使うもっと強い奴らが多くいる。今回だって、拳銃を抜く私の速度について来られたかっただろう?要するに・・・何て言うんだったか、いのなかのかわず?だったかな。それだ。それに、沖田にも劣るこの組織はいつか滅ぶだろうな」

そう言い放つと土方は黙り、沖田は悔しそうに下を向いた。

・・・これぐらいにしておいてやるか。

これ以上は助言になりかねない。

< 26 / 36 >

この作品をシェア

pagetop