フォーチュン
一年後、夏至祭。
「では行ってくる」
「くれぐれも王女に無理をさせないように」
「分かっています、母上。ではアン、行くぞ」
「はい!」
そして今、アンジェリークとユーリスは、夏至祭たけなわの街へ繰り出しているところだ。
二人は手をつないで歩きながら、通りにずらりと並んでいるがらくた市を見ていた。
「あら、素敵な絵本。これはおいくらですか?」
「50ギニア!夏至祭価格だよ!」
「まあ!何て安いの!」
「ではこれをもらおう」とユーリスは言うと、50ギニアのコインを渡す。
「ありがとう」
「こちらこそありがとう。生まれてくる子どもたちにこれを読み聞かせます」
「子どもたちって?」
「双子なんです」
愛し気にそっとおなかに手を当てるアンジェリークは、幸せいっぱいな笑顔をしている。
そんなアンジェリークに、市(いち)の女性は「お幸せに」と祝福の言葉を贈った。
「では行ってくる」
「くれぐれも王女に無理をさせないように」
「分かっています、母上。ではアン、行くぞ」
「はい!」
そして今、アンジェリークとユーリスは、夏至祭たけなわの街へ繰り出しているところだ。
二人は手をつないで歩きながら、通りにずらりと並んでいるがらくた市を見ていた。
「あら、素敵な絵本。これはおいくらですか?」
「50ギニア!夏至祭価格だよ!」
「まあ!何て安いの!」
「ではこれをもらおう」とユーリスは言うと、50ギニアのコインを渡す。
「ありがとう」
「こちらこそありがとう。生まれてくる子どもたちにこれを読み聞かせます」
「子どもたちって?」
「双子なんです」
愛し気にそっとおなかに手を当てるアンジェリークは、幸せいっぱいな笑顔をしている。
そんなアンジェリークに、市(いち)の女性は「お幸せに」と祝福の言葉を贈った。