フォーチュン
「その時が来ました。最後にワタクシより、ユーリス様へお伝えしておきたいことがございます。全て上手くいくとユーリス様が信じ、行動をすれば、ドラーク王国をますます繁栄に導くことができるでしょう。アンジェリーク様とともにいらっしゃるユーリス様なら、大丈夫でございます。生まれ来る御子様たちも・・・ユーリス様とアンジェリーク様は、3人の御子様に恵まれる可能性がございます・・・」
呆然とした顔で、幹にあてていた手を見るユーリスに、アンジェリークは「どうしました?」と気遣わしく問いかける。
物陰に潜んでいた護衛の者たちは、すかさずユーリスの方へ近づいた。
「生命の木の声が、途中から変わった」
「え」
「愚者(フール)の声に」
呆然とした顔で、幹にあてていた手を見るユーリスに、アンジェリークは「どうしました?」と気遣わしく問いかける。
物陰に潜んでいた護衛の者たちは、すかさずユーリスの方へ近づいた。
「生命の木の声が、途中から変わった」
「え」
「愚者(フール)の声に」