浅葱色の恋心
【彩華】





土方様のくれた折角の機会




私は、思いの丈をぶつけることにした





「一も平助も、2人とも
新選組の人になって
私の事、迎えにこないんだもん
一緒に暮らしたくて
お料理、凄く上手なんだよ!
いっぱい練習したんだから!
私… さみしい
2人が、私のこと良く思ってなくても
私にとっては、大好きな幼なじみだもん」



「彩華… 俺は、幼なじみを超え
恋心を抱いている」



「うん… 一、嬉しいよ」



「彩華… 俺は、ずっと3人がいい!」


「うん… 平助、私も3人がいい!!」



「そうだな… 3人がいいな!」






私達は、仲直りした





土方様は、人の考えを読むのが上手だわ


出会った時から、全てを見透かされて


まるで、子供扱いだもの






















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