浅葱色の恋心

別れの選択   上

【平助】



俺が尊敬する伊東甲子太郎さんを
近藤さんに紹介した

伊東さんと近藤さんは、意気投合し

新選組への加入が決まった



近藤さんと伊東さんらは、一足先に京へ



年が明けた今も
俺は、まだまだ勧誘を続けている



早く帰りたい




上手くいかない勧誘中


「永井様ではありませんか!」


「おお!新選組の!!」


名前は、覚えてくれていなかった


挨拶を交わし

会話しているうちに

永井様が、彩華から文を貰ったと聞いた

字が書けないから

返事に困るといけないと思い

我慢してたのに





永井様には、文を出した



俺には?




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