浅葱色の恋心

友    下

治療の為、近藤と沖田が大阪城へ移った 



「晴太またね!」


「総司…いってらっしゃい」


「うん!いってきます!」





2人を乗せた籠が見えなくなるまで

ずっと手を振り続けた




「副長 美陽と約束あるので」


「おう 門限は、守れ」


「はい」





置屋に寄り、着替えてから




「みぃーよぉー」



「!!!!晴っっ 美陽!晴太来たぞ!」


「きゃあ!!可愛い!!!」



「…うるさい
この格好で晴太とか呼ばれると
嫌なんだけど… あ、私〝彩華〟だよ」



「あーそんな呼ばれ方してたな!!」



「彩華さんですね!」


「彩華って呼んで!
さっ!美陽!出掛けよう!」


小物屋を見て回ったり

甘味屋で団子を食べ

たくさん話をして笑った








「またね!」


「うん!またね!」

































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