愛する人

✳️✳️名前の漢字


「かいっと‥‥ヤン‥・・」
櫂は、紫海の声を聞きながら
キスをしたり、胸をなめたりしながら
下に、下に行く

紫海の躰中を舐め、吸い上げ
紫海の躰には、次々に
赤い華が咲いて行く。

「アン‥‥‥ン‥・・」
「愛してる、紫海」
「わたっ‥しも‥‥」
櫂の指は、紫海の中心を
とらえて、中に入り込む
「ウッ‥ッウ‥‥ン‥‥」
「ゆうっ‥‥ごめん
  もぅ‥我慢できない‥‥」
「‥‥んっ‥‥き‥‥てっ‥‥」

櫂は、紫海の中に自身を
沈めて行った。

「ヤァッ‥‥アン‥‥」
「ハッ‥ゆうっ‥‥
   しめっ‥‥すぎ‥‥
   まだっ‥‥いきた‥‥くない‥ウッ‥‥」
「アッ‥‥‥ウ‥アア‥ン‥」
櫂は、腰を深く深く打ち付け
二人で果てた。

紫海が、櫂から解放されたのは
空が明るくなってからで
ぐったりしていた。

櫂は、メチャメチャ元気で
マネージャーの山田さんから
連絡あると
「おはようございます、山田さん。
今から、降ります。」
「おっ、おおう。」
山田は、一転した櫂に驚きながら
嬉しく思っていた。

櫂は、眠っている紫海に
「行ってくるね。
今日は、ゆっくりして。
無理させてごめんね。」
と、言って
キスをして出て言った。

山田は、ニコニコしている櫂に
「今日は、元気だな。」
と、言うと
「はい。うれしい事あったから。」
と、言った。

そこに、ラインが
「プーッ」と一人笑う櫂。

ラインの相手は、もちろん紫海で
『バカ~櫂。
      腰たたない!」
と、書いてあり
あっ、続きと
下の方にスクロールすると
「お仕事頑張って
       愛してる、紫海」
と、入っていて
「俺は、何倍も何百倍も
      紫海を愛してる。櫂」
と、返した。

きっと、紫海は笑っているだろう。

ゆうの漢字が[ 紫海 ]と知り
カッコいいと
一人ニヤケながら思う櫂だった。

紫海もかいの漢字が[ 櫂 ]と知り
カッコいいと思っていた。
< 23 / 75 >

この作品をシェア

pagetop