愛する人

✳️✳️楽しく飲んで


退社後、彩希と涼と三人で
食べて飲んだ。

「片瀬さん、どうぞ」
「ありがとう。
今日は、三人で楽しむから、
青山も飲めよ。」
「うん、ありがとう。」

クスッ、なんか、いいなこんな感じ
と、笑っていると······

「「なに?なんだ?」」
と、二人が・・・

「あっ、嫌、なんかいいな?
と、思っただけよ。」
と、言うと

彩希は、真っ赤になり
涼は、苦笑いをしていた。

それからも、三人で楽しく飲んで
帰宅した。

三人でタクシーに乗り
彩希を涼に送らせて
私は、マンションの所で
降ろしてもらった。
「じゃね、楽しかった。
涼、彩希を頼むわね。」
「ああ。」と、涼
「紫海、おやすみ。」と、彩希。

私は、二人に手を振りながら
マンションへ入った。

私の住んで入るところが
会社から、一番近い
それから、彩希、涼の順だ。

だが、二人も会社から
15分以内の場所に住んでいる。

私の部屋は、
父が知人から安くで
借りてくれた。

2LDKで、セキュリティも
しっかりしていて
広いし綺麗。
私は、ここの15階に住んでいる。

住人に余りあった事はないが
セレブとか、芸能人とか
お医者様とかが大半らしい。

彩希は、お茶の家元の娘だ。

今は、お兄さんが継いでいる。
彩希は、お茶にあまり興味が
なかったのと、お父さんが
厳しいお茶の世界に彩希を
置きたくなかったようだ。

「親バカなの」
と、彩希は言いながら
「でもお陰で、紫海や片瀬さんと
出会えたから。うふっ」
と、言う
彩希のマンションも綺麗で広い。
< 4 / 75 >

この作品をシェア

pagetop