お前は必ず、俺を好きになる。
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「ってことで、柚葉以外のやつは料理できないのわかってたから純がレシピ用意した」



「さらっと失礼だね渚くん」



部屋に荷物を置き、サッカー部がアップを始めたころ、私達は渚に調理場に案内されて説明を受けた。




「じゃ、七時に部員が集まるからそれまでに作っとけ。よろしく」




渚が調理場を出ていき、私はさっそくエプロンを着た。




鍋がそこで、食材はそっちで、調理器具はそこにあるんだっけ。




よし、せっかく料理の腕をみんなに認めてもらってるんだから、頑張らないと!

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