お前は必ず、俺を好きになる。

ド、ドキドキなんてしてません!!

【柚葉side】

「うー……」



その日、二回目に起きた時にはもう午後三時。空がオレンジ色になっていた。



「ご飯……作らなきゃ……」



だるいけど、朝よりはマシになっていた。朝ごはんを作れず、代わりに純くんが作ってくれたらしいから夜ご飯ぐらいは作らなきゃ。



私はベッドに方手をついてなんとか起き上がった。




「……っ、頭痛い…」




そしてふらふらとリビングに向かう。
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