情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~

蓮side~

公安外事課の蒼斗が金森さんの警護を就くとは、相当ヤバいコトの足を突っ込んでしまった。

俺は日葵を給湯室に引っ込め、3人で応接ソファを囲む。

「蒼斗が警護に来ると言うコトはヤバいってコトだな」

「・・・お爺様から訊かされた時は驚いたよ」

「だろうな・・・」

「・・・湊から色々と訊いたけど…正式に婚約するらしいな」

「ん、あ・・・まあな」

「・・・蓮は気の強い女が好みのタイプだったんだ」

「俺のコトはいいだろ!?それよりも・・・お前の知ってる情報を教えろよ」

「はぁ?
これは国の機密も絡んだ案件だ。お前に教えるつもりはない。お前の方こそ、俺に知ってる限りの情報を教えろ。蓮」


「・・・金森さんから訊けばいいだろ?」

「彼からはもう訊いた」

「なら、いいじゃん」

「俺が来たからには無茶するなよな・・・蓮」

「・・・はいはい」

「コーヒー用意できましたけど、副社長」

「あ…じゃ置いてくれ」

「はい」

日葵はローテーブルにコーヒーを置いていく。



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