情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
シャワーを浴び、二人でベットイン。

「怖い・・・」

「怖いのは当たり前だな・・・でも、俺も怖かったりして・・・」

「蓮も怖いの?」

「今までのセックスって、キモチ入ってなかったから・・・」

「!?」

「俺が自分からスキと思ったのは日葵が初めてだから」

「蓮の初恋相手って…私??」

「・・・そうだよ。悪いか?」

蓮はムッと顔を歪める。

「へぇー・・・私が蓮の初恋相手か・・・」

「お前の初恋相手は湊だよな・・・何で?俺じゃない??」

「あの頃も今みたいなタイプだったら、諏訪部先輩じゃなく蓮に恋してたかも」

「調子のいいコトを」

こうしてのんびりとベットの中でお喋りをしたおかげで、カラダから緊張感が抜けた。

蓮は額にキスを落とすと横髪を耳に掛けて、唇を近づけた。

「愛してる。
だから、俺だけを見てくれ。日葵」
甘い囁きと共に熱い息が鼓膜を震わせた。
そのまま耳朶を食まれ、彼の触れ方が濃密さを増していく。


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