情愛シンデレラ~悪魔な副社長と堕ちない花嫁~
部屋に到着すると自動灯火で室内がパッと明るくなった。

蓮が先に窓際に寄り、重厚なカーテンを開いた。

「来いよ。日葵」

蓮は後ろを振り返って、私を誘う。
私も蓮の隣に立って二人で同じ景色を見つめる。
最上階で眺めた夜景とはまだ角度の違う夜景。
無意識に感嘆の溜息まで漏れた。


「日葵、愛してる」

蓮の不意打ちの甘い囁きにカラダが熱くなる。

そのまま私のカラダを抱き締めて、間近に顔を覗き見た。
色素の薄いその瞳は蕩けるように甘い熱情に満ちている。

「愛してる・・・」

蓮は何度も囁きながら前髪や後ろ髪を撫で、額や鼻筋や頬にそっとキスをする。

最後はゆっくりと唇にキスを落としていく。


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