DVな彼とあたしの恋
「ねぇ、ねぇ。」

ん?!
友喜が起きたみたいだ。

「お腹すいた。」

は?!

「ヨリ、ご飯作ってちょーだい。」

まるで子供だった。

「おはよ、昨日はごめんね。あたし酔っ払っちゃってさ。」

「いーよ、別に。俺も酔ってて勝手に泊まっちゃった(笑)
それより腹減ったよ〜。」
そー言って、あたしに寄り添ってきた。
この人は女慣れしてるのかもしれない。
甘えるのがすごくうまい。
愛おしくなってしまったのは、どこかにある、あたしの母性本能なのかもしれない。
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