DVな彼とあたしの恋
そして…
朝食を作るから、って言って友喜をベットに残して、キッチンに向かった。

昨日のまんまだったあたしは、とりあえず部屋着に着替えた。

友喜は勝手にテレビを付けて見ているようだ。

冷蔵庫にそんな豪華な物はなくて、ベーコンに目玉焼きにトースト、デザートにヨーグルトにブルーベリーのソースをかけた。

「ごめんね、こんなのしかないや。」

「あーうまそー!!まぢ腹減ってたからさー!俺ベーコン超好きだし。」

「そーなの(笑)よかったぢゃん。」

ガツガツ食べる。
なんか、おいしい、おいしいって食べてもらえる事がすごく嬉しかった。
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