恋愛の始め方
そんなあたしのことを、間宮は押し倒す。


「バカにすんな」

「してないよ」


なんて言いながら、あたしはまだ笑って居た。

そんなあたしに、また間宮はキスを落とす。

そして次第に激しくなり、いつの間にか間宮にペースに持っていかれる。

ここ数ヶ月で、あたしのことを理解しつつある間宮は、あたしが感じるポイントばかりを責めてくる。

だけど中々あたしが求めているモノはくれなくて、じれったい。

もう、無理。

我慢できない。

あたしは自分の欲求を我慢できず、自分から頼む。


「お願い」

「何が」


わかって居て、問う間宮は勝ち誇ったような笑みをチラつかせる。

ホント、憎たらしい奴。

でも、憎めない奴だ。

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