地味子ちゃんとヤンキー君

クラス公認

あの後2人で教室に入るとスッゴイ視線を感じた。


「あ、あの、2人とも付き合ってるの?」


とか、


「2人とも付き合っているんでしょうか。」


とか、


クラスメイトなのにタメ語で喋る人や敬語で喋る人とバラバラ。


そしたら、ひろむくんが


「俺たち付き合ってるから。

男どもゎはるにて出すんじゃねぇよ!」


なんて言ってくれた。


そして、移動教室やお昼休み、お弁当の時、今日1日ずっとひろむくんと一緒。


「ひ、ひろむくん。」


「どした?」


「私と離れよーとか思わないの?」


「なんでそんなこと思う必要があんだよ!」


「いや、ないんだけど……」


「なんかあんなら言えよ!」


「ううん、絢ちゃんとさくらちゃんといる時間が減っちゃうなって」


「あぁ、悪かったな。」


そー言ってひろむくんゎ何処かに行ってしまった。
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