空の上から愛してる
~1.運命の出会い~



優くん、元気ですか?
あたしは今日もあなたを想っています。
あなたと過ごしてきた日々を振り返りながら、あなたを愛しています。



あなたと出逢ったのは運命だと信じている。
あの日、あの場所で、
あたしは恋に落ちたの。




桜色に染まる世界で。





街の桜の木が、ピンク色の桜を咲かせた季節。
あたしは、高校生となった。憧れていた高校生活。

今日がその始まり。
緊張して、目覚ましの設定時刻より早く目覚めてしまった。



「…緊張するなぁ…」



目を開けて、天井を見上げる。
花柄の壁紙。
あたしのお気に入り。


なぜって?


理由は簡単よ。
ただ花が好きなの。
だから自分の「百合」という名前が大好き。





でもね、あなたに名前を呼ばれるともっと好きになるの…。






あたしは充電をしていた携帯を取り、メールを確認する。



新着メールが多数あった。
その中から一番初めにみたメールは、あの人のメール。





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