家政婦だって、恋したい
「今日は19時から宴会場にて祝賀会があるが、それまでは特に何もない。」
「わかりました。」
結衣は再びガイドブックを眺めていた。
関係者のお偉い方を呼んでの祝賀会。
勿論、社長である俺はスピーチをしなくてはいけないし、常に愛想笑いで客人たちの酒の相手をしなくてはいけない。
俺よりも一回りも二回りも歳が離れている相手に、だ。
結衣も結衣で、俺の恋人として来ているんだから、忙しくなるだろう。
祝賀会での疲労を考えると、溜め息がでた。