クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ
ほんの少し寝不足を感じて、二度寝をして目覚めたら、もう10時前だった。
「おはようございます」
「おはよう」
すでに身支度を済ませ、コーヒーマシンで淹れた香りがリビングに漂っている。
「すみません、寝すぎました」
「昨日、眠れなかったか?」
「……ええ、少し」
「……あ、そう」
怪訝な表情を一瞬だけ見せて、部長はキッチンに立つ。
しまった、と口元を覆っても時すでに遅しで、昨日の夜のひとときを思い出した。
「トーストと目玉焼きとサラダでいい?」
「私、やりますよ」
「いいよ、顔洗っておいで」
お礼を言って、洗面室に入ってから、そっとため息をついた。