クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ


 ほんの少し寝不足を感じて、二度寝をして目覚めたら、もう10時前だった。


「おはようございます」

「おはよう」

 すでに身支度を済ませ、コーヒーマシンで淹れた香りがリビングに漂っている。


「すみません、寝すぎました」

「昨日、眠れなかったか?」

「……ええ、少し」

「……あ、そう」

 怪訝な表情を一瞬だけ見せて、部長はキッチンに立つ。


 しまった、と口元を覆っても時すでに遅しで、昨日の夜のひとときを思い出した。


「トーストと目玉焼きとサラダでいい?」

「私、やりますよ」

「いいよ、顔洗っておいで」

 お礼を言って、洗面室に入ってから、そっとため息をついた。


< 177 / 361 >

この作品をシェア

pagetop