クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ

「……起きたの?」

 ぼんやりと見つめていたら、彼がゆっくりとまぶたを開けた。

 軋みなく起き上がった彼は、ベッドから出て、部屋の扉の向こうに消えて行った。



 布団の中で手を伸ばし、彼の領域に潜り込む。


 今日は私のほうが温かいけれど、いつもは部長のほうが熱いって知ったのは、いつだったかな。



「具合、どう?」

「だいぶ楽になりました」

「汗かいただろうし、着替え持ってきたから」

 私のお腹のあたりに、丁寧に畳まれた長袖のTシャツとスウェットが置かれた。


 着替えたら教えて、と言い残した彼の部屋着に指を乗せたら、鼓動が再び刻まれだす。



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