クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ
「行儀が悪い」
「すみません……」
持ち直した箸でおかずを掴むも、上手くできなくて焦る。
私といたいと思うのが、当たり前と言われてしまって、浮かれたい気持ちをグイッと引き下ろす。
期待していいのかな。
部長は、企画のためだけに私とこんな生活を続けているんじゃないって……。
「ごちそーさん。明日はポテサラ作って」
ビールが注がれたグラスを手に、彼はリビングのソファへ座って、経済新聞を読み始めた。
「はい……たくさん作らせていただきます……」
予期せぬ出来事のオンパレードに、収拾がつかなくなってくる。
私が作ったポテトサラダが好きと、この生活を始めた最初の頃言われたのを思い出して、顔が熱くなってしまうのだ。