クールな上司とトキメキ新婚!?ライフ


「すみません、千堂部長、来てませんかー?」

「やめなよ、真っ暗じゃん。誰か寝てるかもしれないし」

「誰かって誰?千堂部長だったら、襲い掛かっちゃおうかなー」

「待って、ここ、部長の部屋じゃないよ」

「えー、今夜は絶対千堂部長と過ごすって決めてたのになー」


 入って来られたらマズいことになる。

 社内恋愛をしていると知られるよりも、この状況を押さえられたら、ただのセクハラ上司に成り下がってしまうだろう。



「部長」

「黙れ」


 頼むから、今はそのクチを閉ざしていて。

 封じるためのキスは、思っていた以上に愛しさが後押しをしてくる。


 あぁ、ヤバいかも。

 ちょっと欲情しそうだな。


 シャンプーの匂いが俺を誘ってくる。


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