友達以上、恋人未満
キーンコーンカーンコーン―…
最後の授業のチャイムが
鳴り終わった。
「苺果、かえろ!!」
隼人―……
「…なんで?」
「なんでって…おめー
ひどいなー」
隼人は苦笑いしている。
「…愛しの真里亜に
誤解されても知らないよ?」
嫌みっぽく言ってやった。
「誤解もなにも…苺果は
ただの幼なじみなんだし、
なんも気にすることねーじゃん」
―――…ズキン
なんでここで胸傷めてんの?
そーじゃん、あたしは
ただの幼なじみじゃん。
隼人の言ってることは
なにも間違ってない…
なのに、どうして
「ただの幼なじみ」って
言われたことにこんなに
ショックを受けてんのよ
…―あたし…?