友達以上、恋人未満
「ねぇ、苺果。
ほんとのほんとーに
隼人くんのことどーでもいい?」
ギクッ……
「う、ん!!どーでも…いい」
「おいおい、声小さくなってるよ?」
巴もニヤニヤしている
「さっさと付き合ったら
いいのにね…っ」
「苺果…顔笑ってないよ?
絶対そんなこと思って
ないんでしょ?」
あやこは真剣な目で
あたしを見てくる
「あたし、今日1日
苺果を見ててわかった。
苺果、あんた隼人くんのことが
好きなんだよ!!」
…………あたしが?
隼人を……好き?
「待って待って!!
ありえないよっ
あたしが隼人を好きなんて…」
そうだよ、隼人とは
もう家族みたいなもんで…
恋愛感情なんてあるはずが…
「なーに、意地はってんの!!」
「意地なんかじゃ…」
「あ〜ぁ、明日には
真里亜ちゃんと付き合ってる
かもしれないよ〜?
真里亜ちゃん、告るって
言ってたよ?」
「ほ、ほんと…っ!?」
ガシャンッ
ビックリした拍子に
リンゴジュースが
床にこぼれてしまった
「キャアっごめん、あやこ…!!」
「いいけどさ、苺果かなり
動揺してんじゃん♪」
「告るなんて嘘だよ♪」
うそ…………?
こいつら〜!!!!
だましたな〜!!!