ケダモノ、148円ナリ
顔を上げると、栗原が立っていた。
「ごめん。
人事に出す書類、忘れてたのがあって」
と言われ、
「ああ、はい」
と受け取ったあとで、ん? あずみん? と思う。
「……あずみん?」
と訊き返すと、
「君のあだ名は、あずみんに決まったんだよ」
と栗原は笑顔で言ってくる。
いつ!?
「昨日、会社近くに住んでる男連中だけで、呑んだんだけど。
あずみんのコードネームは、あずみんに決まったから」
なんだ。
コードネームって。
なんの組織だ、と思いながら、
「じゃあ、栗原くんは、くりりん?」
と訊くと、
「なんでだよ」
と苦笑いされる。
じゃあね、と栗原が手を振って行ったあと、近くの女性社員の人が椅子を滑らせながらやってきた。
「今の、同期の子よね。
可愛いわね。
彼女居るの?」
と訊かれた。
「ごめん。
人事に出す書類、忘れてたのがあって」
と言われ、
「ああ、はい」
と受け取ったあとで、ん? あずみん? と思う。
「……あずみん?」
と訊き返すと、
「君のあだ名は、あずみんに決まったんだよ」
と栗原は笑顔で言ってくる。
いつ!?
「昨日、会社近くに住んでる男連中だけで、呑んだんだけど。
あずみんのコードネームは、あずみんに決まったから」
なんだ。
コードネームって。
なんの組織だ、と思いながら、
「じゃあ、栗原くんは、くりりん?」
と訊くと、
「なんでだよ」
と苦笑いされる。
じゃあね、と栗原が手を振って行ったあと、近くの女性社員の人が椅子を滑らせながらやってきた。
「今の、同期の子よね。
可愛いわね。
彼女居るの?」
と訊かれた。