ケダモノ、148円ナリ
「どんなもこんなもない。
 日奈子は金に目が眩んだだけだ」

 はいはい、と大和は笑っている。

「まあ、日奈子さん、お嬢様だからなあ。
 俺なんかじゃ養えないよな」
と溜息をついた大和を、貴継は、

「それ以前に釣り合ってないがな、いろいろと」
と切り捨てる。

「だから、お前。
 俺、先輩なんだってば、部長サマッ!」
と大和が言い、みんな笑っていた。





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