拾われた猫。
いきなり総司に斬り掛かる。
驚きながらもちゃんと受け止めていた。
「何ぼーっとしてるわけ?
始まってるんだけど」
「意味がわからないんだけど」
木刀を払われて、間合いを取る。
でも休む暇も与えないまま、また突っ込んだ。
「ねぇ、賭けよう」
ニヤリと笑う私に、総司は怪訝な顔をした。
「勝った方の言うことを聞くこと」
私がそういうと、また私の刀を払った。
「いいけど、負けても知らないよ?」
「上等」
再びカンッカンッと辺りに響き渡る。