拾われた猫。
早速栓を開けて飲み始めた。
この光景を見て怒られないのか。
「本当に美味しいね」
「ぷはぁっ!
新ぱっつぁんは江戸國一だね!」
「調子のいい奴だな、ガハハッ」
思い思いの言葉を口にする彼らにふぅっと息を零す。
すると、スッと私の前にお猪口が置かれた。
「飲まねぇのか?」
相変わらず大人っぽい彼は、3人のように飛ばして飲むことはしていなかった。
「…飲んだことないから」
「美味ぇぞ」
原田左之助は少年のように笑った。
普段大人っぽい彼もお酒の前では無力らしい。