サヨナラの行方
「え?あ、はい。分かりました」
私がいる意味があるのか分からないけど、そう言われたらいるしかなかった。
「課長、来るって?」
紗希ちゃんにそう聞かれて、こくりと頷く。
「じゃあ、課長側は全て終わりだね。次は、悠月の番だね」
そうにっこりと言われて、現実を突きつけられた気がする。
今の状況が終わったんだから、真剣に考えないといけない。
「紗希ちゃん、ちょっと電話してくるね」
「はーい」
紗希ちゃんに一言言って、その場を離れる。
課長には、その場で電話したけど、次はここで出来ない。
相手は、全てを知っているまこちゃんだから。
『はい、はーい』