恋が苦手な君に恋をした。



「あはは!そうそう俺いつも遅いの!
妹と弟の面倒あるからね。両親忙しくてこの時間まで帰って来ないから」


「実家住みなんですね」


「そうそう!久保さんは?」


「私は一人暮らしです」


「へ~!少し羨ましいかも」


「妹さんと弟さん小さいんですか?」


「久保さん、そろそろタメにしませんか?」


「あ!はい!うん!」


「俺ね、四人キョウダイの一番上なんだよ。
中3の妹と小5の妹と保育園児の弟すごいでしょ?」


「1番下とは15は離れてるってこと?」


「そうそう。だからよく間違えられるよ。俺の子でしょって。」


「すごい、、、私、キョウダイいないから羨ましい...」


「一人っ子なんだ?お姉ちゃんとかいそう。」


「初めて言われた!ありがとうございます(?)」


「どういたしまして~!
さあ。授業行きましょう。」



そういってクシャと笑った。


本当に笑顔が似合う人だなあってみるたびに思う。



今日は宮本さんと授業のアシスタントが被った。


ラッキーかもしれない。


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