最後の100日~君に幸あれ~
ーガチャ
「ただいま。
あれ…?」
いつまはまだ仕事のはずだけどお母さんの靴が並べられていた。
「あ、美奈おかえり。
今日は思ったより早く終わって、夕食作ろうと思って色々買ってきたのよ?」
ニコニコと笑うお母さんをみて心が温まった。
「うん、ありがとう」
「いいのよ…あれ、美奈髪切ったのね。
やっぱり短い方が可愛いぃぃい!」
私のほっぺを両手で包みグリグリと撫でるお母さんに少し笑みがこぼれた。