最後の100日~君に幸あれ~

「ルウの為にも私には罰が必要なんだよね…。」

きっと沢田君と友達にはならない方が良かったのかもしれない。

「なぁにさっきからブツブツ自問自答してるの?」

「わっ!!!!
に、二階堂くん!?」

後ろから急に声をかけられ振り向くとそこには二階堂君の姿があった。

「ちよっと考え事してただけだよ。

おはよう。」

「はよ、悩み事??
なになに!?恋の悩み?」

「違います!」

即答し私は早足で学校へ向かった。
恋とかよく分からない。

だけど、最近ルイと会えなくてすごく寂しくて、ルイのいない日常がつまらなくて。

気がつくといつもルイのことを考えてる。

嫌われたんじゃないかな?って不安になる。

これってもしかしたら恋なのかもしれない…って思う。


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