キミが好きなのは俺
「健一さん、そういうのは、ここ学校ですし…あんまり言わないでほしいです。」
「そういうのって?」
察してよー。なんで聞き返すの健一さん。
「・・・」
「…?」
私が黙っていても、健一さんは察してくれる様子がなさそう。
もしかしたら、察しているのかもしれないけど
とにもかくにも、私に言わせようとしている感じがする。
「いや、だから・・・。見ているこっちが幸せになる、とか
聞いて恥ずかしくなっちゃうようなこと…です。」
きっと今、私の顔赤くなっている。
私はそれを見られたくなくて、顔を下に向けて伝えた。
すると健一さんは
「ごめんごめん。褒め言葉なんだけどなぁ。」
笑いながらそう答え、あまり悪びれる様子もなく続けた。
「そういえば、あのお皿とマグカップ…どう?」
あれ…もう話が逸れた?