星に願いを、恋に幸せを。
友達待たせる訳には行かなくて…。

「おはょー…琴葉…。」

「入学式前に息切れって…平気?」

私の背中を擦ってくれるのは、中学からの友達のコトハ。

「う…うん、ありがとう」

「定期あるよね?もう電車きちゃうからいこっ」

おっとと…私は手を引っ張られながらついていった。
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