Story-SORA.
俺たちは巨大なシャボン玉に入った。
そしてそのままエイロはシャボン玉を湖へと入れてくれた。魔法ってぃぃな。

「息ができる♪」
トモははしゃいでいる。

「このシャボン玉、水圧に負けてない。」

「いくら僕の魔法でも水圧になんか負けません」

エイロは「いくら」とつけているくせにやけに自信たっぷりに言っている。

『だれじゃぁ〜?』

おそろしく低い地響きのような声が響いた。

「長老様。三人の勇者たちをお連れいたしました。武器の装着及び注意、説明をよろしくお願いします。」

『では地上へ』

はぁ?ここまできたのにまた戻る気か?

「まさかまた上がるのか?」

「長老様の命令ですので」

「あっそ」

俺は内心ほっとしたが、トモはすごく残念そうにしていた。

あっという間に俺たちは地上に上がった。

「長老様。三人の武器は?」

『短剣と弓矢と毒針にわけるかの。』


結局俺たちの武器は、俺が短剣、要が弓矢、トモが毒針になった。トモの毒針が多少心配だが、まぁ大丈夫だろう………。
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