溺愛〜ラビリンス〜

「おはようございます。」


森が俺達に気がつき車から下りてきて挨拶する。


「あぁ…」


「おはよう。」


俺と龍也が挨拶を返し車に乗り込むと、森もすぐに運転席に乗り車は出発した。





学校に着き、車を下りて校庭に入ると鈴原がいた。どうやら姫の到着前に警備を固めている様だ…

ブラックホークスのメンバーに指示を出し校舎に向かって歩き始めた。

俺達も校舎に向かい歩き出す。


「ブラックホークスはかなり厳重な体制をとっているな…まぁ無理もないか…」


「…鈴原が指揮をとっているなら大丈夫だろ。」


俺は内心ホッとしていた。柚が登校するのはまだ早いんじゃないかと思っていた。恐らく翔真も同じだから、心配で厳重にしている。

まぁ淳稀と同じクラスなんだからいくら厳重にしても教室で一緒になってしまうが…柚…本当に大丈夫か?


教室に行き鞄を置くと廊下に出る。廊下は人気が増え、次々に登校して来る奴等とすれ違う。
登校のピークの時間になったようだ…


そろそろ柚達も登校して来るだろう。





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