極上な御曹司にとろ甘に愛されています
どうしていいかわからない私の肩に高槁さんが触れて胸に抱き寄せる。

普段の私なら彼から逃げるところだが、今の私にはその考えさえ浮かばなかった。

どれくらいそうしていたのだろう。

ヒックヒックと肩を震わせ泣いていたら、突然左の瞼に何かがフワッと触れて、驚いた私はパッと目を開けた。

え?

今……瞼にキスされた?

「おっ、やっと泣き止んだ」

高橋さんが私の目を見て悪戯っぽく笑う。

その笑顔でキスされたんだと確信して驚愕に目を見開く私。

「高橋さ……ん?」

……やっぱり瞼にキスされた~!

道路の往来で何するの~!

赤面せずにはいられない。

動揺しまくりの私の手を高橋さんがギュッと掴んで私の目を見る。
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