極上な御曹司にとろ甘に愛されています
プラチナの台にまるで銀河のようにダイヤが散りばめられた丸いフォルムのリング。

定番の一粒ダイヤの指輪もいいとは思ったが、毎日つけてもらうにはこの方がカジュアルだし、品もあっていいかと思った。

箱から指輪を取り出すと、ベッドに戻り萌の左手を取る。

彼女の指のサイズはすでに確認済み。

ぴったり合うはず……。

少し緊張した面持ちで、萌の薬指に指輪をはめる。

良かった、ピッタリだ。

萌の指に光る指輪を眺め、満足げに微笑む。

気分はサンタ。

彼女が寝ている間にプレゼントを贈るのは俺だけでありたい……。
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