極上な御曹司にとろ甘に愛されています
このツンケンした態度が俺にはツボで、結構華ちゃんを気に入っているのだ。
「そうかな?俺にはメリットあったけど。華ちゃんっていい匂いするね。なんか柑橘系のアロマの香りがして癒される」
ある程度女を知った俺には、高い香水をつけた洗練された女より、華ちゃんのようなナチュラル系が新鮮に思えるし、気が安らぐ。
「あ……あんたなんか一回地獄に落ちろ!」
華ちゃんはサッと俺と距離を取ると、顔を真っ赤にして怒った。
「照れちゃって。華ちゃんは可愛いなあ。その反応、処女だよね?」
ニヤニヤ顔で指摘すれば、華ちゃんは図星だったのか「もう死ね!」と叫んで俺のみぞおちに一発パンチをお見舞いしようとする。
だが、俺はすんでのところで彼女の拳を掴んだ。
「ごめんね、華ちゃん。俺、神に愛されてるから」
ハハッと声を上げて笑うと、華ちゃんは悔しそうに地団駄を踏む。
彼女といると退屈しない。
そして、ふとした瞬間に気づくのだ。
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