お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
様々な想い出がよぎって涙が溢れた。まだ別れ話もしていないのに・・・。
自分から別れを告げることなんて、出来るのだろうか?
いつかも言われた。「僕のシンデレラは泣き虫だな」先生はそう私に言った。
また雨が降りだした。
貴方は「雨の中、傘をささずに歩いたら、涙なんてわからないよ」と、優しく涙を拭ってくれた。
あれは、私の誕生日より少し前だったと記憶している。
会えない時が続いて、一度不安になったことがあった。極力こちらからは連絡しないでいたけれど、その時はこちらから電話をしてしまった。
会えなくてもいいと、連絡もせず先生の事務所の近くまで来ていた。その日は平日で私は休みだった。
朝から雨が降ったりやんだりで、傘を持っていた。お昼頃だった。
先生の携帯を鳴らしたけれど、留守電に切り替わった。あきらめて、駅に向かおうとしたとき、先生から電話があった。
「どうしたの?何かあった?」
「電話してごめんなさい」
「別に構わないよ」
「会いたくなって近くまで来ちゃった。忙しいならいいの。もう帰るから。電話で話せただけでも、落ち着いたから」
「もしかして泣いてるの?今どこなの?」
「いつもの駐車場。先生と待ち合わせてるとこ」
「・・・今から行くから待ってて」
会えるとは思わなかったから嬉しくて仕方なかったけれど、事務所の近くまで勝手に来たことで怒られるかと思い、不安にもなっていた。
自分から別れを告げることなんて、出来るのだろうか?
いつかも言われた。「僕のシンデレラは泣き虫だな」先生はそう私に言った。
また雨が降りだした。
貴方は「雨の中、傘をささずに歩いたら、涙なんてわからないよ」と、優しく涙を拭ってくれた。
あれは、私の誕生日より少し前だったと記憶している。
会えない時が続いて、一度不安になったことがあった。極力こちらからは連絡しないでいたけれど、その時はこちらから電話をしてしまった。
会えなくてもいいと、連絡もせず先生の事務所の近くまで来ていた。その日は平日で私は休みだった。
朝から雨が降ったりやんだりで、傘を持っていた。お昼頃だった。
先生の携帯を鳴らしたけれど、留守電に切り替わった。あきらめて、駅に向かおうとしたとき、先生から電話があった。
「どうしたの?何かあった?」
「電話してごめんなさい」
「別に構わないよ」
「会いたくなって近くまで来ちゃった。忙しいならいいの。もう帰るから。電話で話せただけでも、落ち着いたから」
「もしかして泣いてるの?今どこなの?」
「いつもの駐車場。先生と待ち合わせてるとこ」
「・・・今から行くから待ってて」
会えるとは思わなかったから嬉しくて仕方なかったけれど、事務所の近くまで勝手に来たことで怒られるかと思い、不安にもなっていた。