お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
私の友達でも、10年近くにわたり不妊治療していた友達がいる。
精神的にもキツいし、検査等、苦痛を伴うことがあると聞く。何よりもコストがかかり、体外受精をする前に、友人は不妊治療を断念した。口にこそしなかったが、同僚でも同じような子がいた。
2人目を出産した総合病院の産婦人科は、不妊治療でも有名な所だった。私は妊婦検診を受けに通院していた。
私が妊婦検診を受けていた診察室の隣が不妊外来で、不妊外来の待ち合いに同僚がいたのを見た。
「私そんなに子供が好きじゃないし、旦那と2人でいいんだ」と子供は持たないと言っていた。
何となく、彼女と顔を合わせないようにした自分がいた。お腹の大きな私を見たら、彼女はどう思うのか?
顔を合わせないようにする事自体だめなのか、ちゃんと挨拶して話しかければよかったのかわからなかった。
彼女は私が次男を出産した翌年に子供を授かり、男の子を無事に出産した。
今ではすっかりママ友しているが、あの時の事は別に伝える必要はないと思った。最近は彼女が仕事に復帰し、顔を合わせなくなった。
お互いの子供の成長をFacebookに載せ、いいね、やコメントでお付き合いをしている。
今の楽しみは、子供の成長。直哉が傍にいてくれること。
そして下手な小説を書くこと。
そして奥さんやそのバックグラウンドを何も考えずに、先生との過去を振り返ると、私はやはり先生を愛していた・・・。