お口にクダサイ~記憶の中のフレグランス~
記憶の中のフレグランス。香りの挑発で恋ははじまり、先生の香りが私の好きな匂いから、また昔の香りに戻った事で、2人の終わりをようやく実感できた。

お口にクダサイ。貴方の体液ですら、貴方の匂いと温もりが伝わってくるような気がした。

2人は別の道を歩き、これからもそれぞれの軌跡を刻んでいくだろう。

交差するはずのなかった私と先生。運命のいたずらだっかもしれない。

月日が流れて、かつての愛しい人の面影もはっきりとは思い出せない。

香りの記憶だけが、確かなものかもしれない。

それでいい。

あの日、あの時私は愛していた。

ただ、それだけ・・・。

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