ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~ 
Begun(最終章)
これはうそ・・・じゃないということは、自分の体が分かってる。
ここ数日、胸が張ったような感じがずーっと続いてて、ちょっと敏感になってて。
望月さんに揉まれただけですごく感じて・・・吸いつかれた途端、イッてしまったこと、あったし。

あの時の夜を思い出した私の頬が、カッと火照る。

だっ、だからなんで今思い出すかなぁ、私!
鳩尾疼いちゃったじゃないの!

私は思わず腿をすり寄せた。

もぅ。私ってどこまでエッチな女なんだろ。
でも相手が望月さんだから・・・。
まぁ、あれは一昨日の夜、最新のコトで、昨日は望月さん、送別会に行って会ってないから。
それで思い出したのかもしれない。

大体私、相手が望月さんじゃないと、こんなにエロくならないし。
ていうか、過去なったことないし!

私は自分の欲望を、自分勝手に正当化した。

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