ムーンライト・テンプテーション ~つきあかりに誘われて~
「最初は俺一人でこっちに来る予定だったから、もっと小せえ家があてがわれるはずだったんだが、カミさんが来る上、双子が生まれると源さんに言ったら、この家使えと言ってくれてな」
光さんが「源さん」と言ったときの、嬉しそうな表情と声を聞いて、私は思わずニンマリ微笑んでしまった。
「ねぇ光さん」
「ん」
「ホントにここの家賃、1万でいいんですか?」
「源さんが“いい”っつってんだからいいんだろ」
「・・・ありがたいですね」
「ああ」
今日からこの家で、私たちの結婚生活が始まる!
光さんが「源さん」と言ったときの、嬉しそうな表情と声を聞いて、私は思わずニンマリ微笑んでしまった。
「ねぇ光さん」
「ん」
「ホントにここの家賃、1万でいいんですか?」
「源さんが“いい”っつってんだからいいんだろ」
「・・・ありがたいですね」
「ああ」
今日からこの家で、私たちの結婚生活が始まる!