私の青春、君の人生




文化祭が終わって、何日か経った時美月は健吾のことを好きになったと報告してくれた。




前から気になってはいたんだけど、文化祭でよく助けてくれて。

と目を伏せながら言った美月はまさに恋する乙女だった。




あたしが冬馬のことで落ちてたから、多分言うのをためらってたんだと思う。




本人は言わないけどね。




やっぱり美月は優しい。



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